認めるということ
「人に認めてもらえる中で育った子は、自分を大切にする」
アメリカンインディアンの教えの一説です。
とてもシンプルな言葉ですが、子育ての本質をついていると実感します。
ですが、この「人」というのは本来「親」なのではないでしょうか?
古い時代の世界では、子どもは地域の中で育ち「村の子」という感覚があったそうです。
両親や家族だけでなく、村全体で子どもを育てる意識があったのです。
「人に認めてもらえる中で育った子は自分を大切にする」
ですから、このような教えがあったのですね!
しかし現代では、「村の子」の意識は薄れています。いや無くなっているといえるでしょう。
そこで家庭教育学者のドロシー・ロー・ノルトは、「子どもが育つ魔法の言葉」でこう伝えます。
「認めてあげれば、子どもは自分を好きになる」
この「認める」のは親なのです。
子どもにとっての一番の存在「親」。
この「親」から認められている子どもにはある特徴があります。
それは、「自分をもっている」という事です。
親が子ども認めてあげる、これは本当に大切なことだと実感します。
自分を持っているということは、自分が好きになれるということです。
自分を好きになれると、他の人も好きになれます。
親が自分を認めてくれたように、人を認められる人間になります。
人を認められるようになると、その人を大切にします。
人を大切にすると、自分も大切にされている事を知ります。
自分を大切にすることで、他の人への思いやりが生まれます。
人を思いやることで、優しさが生まれます。
優しさが生まれたとき、愛を知ります。
親と子どもの関係から、子どもの心の偏差値【EQ】のスタート地点が決まるのではないでしょうか?
そこから子ども達は、大人になる過程のなかで様々な経験をし、学びます。
時には人を傷つけ、また傷つき、そうして真っ白な心のキャンパスが深みを増します。
しかし、その人間が「愛」を知らなければ「愛」を感じる事は難しいです。
「心に光があるから希望の光がわかる」
有名なドイツの哲学者フリードリヒ・ニーチェの言葉です。
「目が太陽のごときものでなかったら、どうして我々は光を見ることが出来よう」
「我々の中に神自体の力が生きていなかったら、どうして神々しいものが我々をうっとりさせる事が出来よう」
世界中から愛される有名なドイツの詩人ゲーテの文の一説です。
その人間の中にあるからこそ、それに気づくことができる。
表現は違えど、同じ事を訴えています。
全ては親との関係からスタートします。
この事を少しでもいいから、心の角に残しておいてください。
子どもに「愛」をもって接することで、子どもは生きて行くうえでの沢山の宝物を手にすることになります。
愛は教えるのではなく、与えることで学のですね!
自分が子どもだった頃をぜひ振り返ってみてくださいね。